ドル・円は27日で上昇一服?
ドル・円が堅調に推移しています
。その背景には日本の2008年10―12月期実質国内総生産(GDP)が前年比年率マイナス12.7%と、欧米の数字をはるかに上回る悪化となったこと
や、中川財務相辞任などの政局不安
が台頭したこと、さらに、シティグループの株式取得で、金融不安が和らいだこと
が指摘されています。
ただ、他の要因として考えられるのが、米国債の大量入札です
。米財務省は24日に2年債400億ドル、25日は5年債320億ドルの入札、26日に7年債220億ドルと、合計940億ドルの入札を実施します。
そしてこの米国債を買ってもらうためにはドルに対して不安があってはいけないのです
。クリントン米国務長官は、最初の外遊先に日本を選び、オバマ米大統領は、麻生太郎首相を外国首脳として初めて米国に招きました
。ここにきて米国は日本を手厚くもてなしており、米国債の有力な買い手である日本に資金協力を求めているようにも見えます
。
現在ドル・円は円買いポジションの巻き戻しで、1ドル=97円近辺まで上昇
しています。ただ、27日の米国債入札が終われば、ドル高を維持する必要が短期的にはなくなります
。そして今後、日本企業による3月の会計年度末に向けたレパトリや、日本の輸出業者による円買いが増加する可能性があります
。
現在のドル高が27日以降も続くかに注目したいですね
。
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